Design Compiler Graphical、IC Compiler、PrimeTimeなどが提供する独自の设计テクニックと设计フローで消費電力を削減
概要
2014年10月1日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 – 半導体やエレクトロニクス?システムのイノベーションを加速させる開発用ソフトウェア、IP、技術サービスの世界的リーダーであるシノプシス(草榴社区.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、富士通セミコンダクター株式会社(以下、富士通セミコンダクター)が、高性能画像処理プロセッサ MB86S70 の高い性能を犠牲にすることなく30%以上ものリーク電流削減を達成したと発表した。同社の消費電力/性能目標達成は、論理合成ツール Design Compiler Graphical、配置配線ツール IC Compiler、スタティックタイミング?サインオフ?ツール PrimeTime に組み込まれたシノプシス独自のフィジカル?ガイダンス?フローとリーク電流削減テクノロジによるものである。このMB86S70プロセッサは6000万ゲート?デザインを28nmプロセスで実装したもので、ARM Mali-T624 GPUを4個、big.LITTLEプロセッシングのARM Cortex A15とCortex-A7を2個づつ搭載している。富士通セミコンダクターは、Cortex-A15とCortex-A7を組み合わせて最小の消費電力で最大限の性能を実現すべくbig.LITTLE手法を採用した。
富士通セミコンダクター 執行役員兼システムLSI カンパニー副カンパニー長 三宅 富氏は次のように語っている。「当社は、今回の開発に当たって非常に高い消費電力/性能目標を設定していました。当社の低消費電力化技術とGalaxyデザイン?プラットフォームが提供するローパワー?テクニックとシームレスなUPFサポートのメリットとの組み合わせで目標を達成できたことを喜ばしく思っております」
ARM社 CPUグループ ジェネラル?マネージャー Noel Hurley 氏は次のように語っている。「富士通セミコンダクター様は、画像処理チップの開発にあたり、消費電力/性能目標を達成するためにbig.LITTLEを活用したプロセッサ構成で素晴らしい成果を達成されました。ARM CortexプロセッサならびにARM Mali GPU が本来備えているエネルギー効率特性と、シノプシス社が提供する最先端の设计ツール、フロー、ローパワー设计手法のコンビネーションにより、先進のSoC に欠くことのできない電力効率、リークパワー削減を実現することができます」
富士通セミコンダクターは、多電源や機能ブロック単位の電圧調整といった最先端のローパワー?マネージメント?テクニックを駆使するため、UPFベースのローパワー设计メソドロジを採用した。Galaxy デザイン?プラットフォームが提供する実チップ実証済みの階層设计フローにより、设计者は、大規模なマルチ?コア?デザインを効率的に開発できる。
シノプシス デザイン?グループ 主席上級副社長兼ジェネラルマネージャー Antun Domic は次のように述べている。「富士通セミコンダクター社のMB86S70シリーズは、面積、消費電力、性能、いずれの面でも非常に高度な设计仕様となっています。同社の厳しい開発目標を上回る成果を達成するため、Galaxyデザイン?プラットフォームをスムーズに適用し、多くの革新的な设计テクニックの活用を実現すべく、当社は富士通セミコンダクター社と緊密に協業いたしました」
今回の低消費電力チップ開発事例の技術的詳細については、富士通セミコンダクター株式会社 システムLSIカンパニー SoC设计センター 第二検証技術部 プロジェクト課長 井熊範行氏が、ARM TechConTM 2014 にて発表する。詳細は、ならびに同イベント会場のシノプシス?ブース(ブース番号 600番)にて入手可能。
シノプシスについて
草榴社区. (Nasdaq上場コード:SNPS) は、グローバル?エレクトロニクス?マーケットでテクノロジ?イノベーションを展開している。そのソフトウェア製品、IP、技術サービスは、エンジニアが直面する设计/検証/システム開発/製造の課題の解決を支援しており、シノプシスは電子设计自動化 (EDA) ならびに设计資産 (IP) のリーディング?カンパニーとなっている。1986年の創業以来、世界中のエンジニアがシノプシスのテクノロジを使用して、何十億もの半導体やシステム機器を设计開発している。詳細な情報は、http://www.synopsys.com/japan より入手可能。
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