完全なDesignWare IPソリューションにより、開発リスクを抑え、USB 3.0を搭載した製品の相互接続性を確保
2010年3月31日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - 半導体设计?製造ツールならびにIPの世界的リーダーであるシノプシス(草榴社区.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、DesignWare SuperSpeed USB (USB 3.0) IPソリューションが、コントローラIP、PHY IP含めて、USB Implementers Forum(USB-IF)の認証テストに合格したことを発表した。IPがこの認証テストに合格するためには、SuperSpeed USB (USB 3.0が提供する5Gbps)とHi-Speed USB(USB 2.0が提供する480Mbps)の両面で、プロトコル準拠性/電気特性/相互接続性のテストをパスしなければならない。シノプシスは、USB 3.0と2.0仕様が提供する全てのデータ転送速度モードに単一のIPで対応できる完全なUSB 3.0 IPソリューションを提供している。このソリューションにより、设计者は、USB 3.0と2.0の仕様を別々に実装したデザインと比べて、面積、ピン数、消費電力を削減することができる。さらに、この統合ソリューションを用いることで、设计者は、開発中のSoC上でUSB 3.0と2.0のデータパスを別々に管理する必要がなくなるため、開発に伴うリスクと手間を大幅に削減できる。このUSB-IF認証済みDesignWare SuperSpeed USB IPソリューションは、2010年4月1日と2日に台北で開催されるSuperSpeed USB Developer’s Conferenceでデモ公開される。(ブース番号 18)
USB-IFの議長を務めるJeff Ravencraft氏は次のように語っている。「USB-IF認証テストでの合格は、そのIPがUSB-IFの相互接続性確認基準をクリアし、USB 3.0仕様に準拠しているということを実証する意味で、大変重要な手続きです。IPの認証テストは、SuperSpeed USBテクノロジの普及発展にとって大きな意味を持ちます。認証テストに合格したIPを使うことによって、设计者は、そのIPがSuperSpeed USBならではの高速性能/低消費電力と、既存の前規格USB製品との相互接続性を兼ね備えたソリューションであることが保証されるからです」
DisplayLink社 マーケティング担当上級副社長 Dennis Crespo氏は次のように語っている。「USB 2.0グラフィック?チップのリーディング?プロバイダである当社にとって、USB 3.0で実現する次世代の高解像度チップの開発にあたって信頼できるUSB IPプロバイダを選択することは大変重要です。当社がシノプシスを選ぶ理由は、高い規格準拠性が実証済みのUSB IPソリューションを提供し続けてきた実績にあります。シノプシス社が提供してくれるソリューションによって、我々は、最新のインターフェイス規格をデザインに組み込んでいく際のリスクを削減し、差別化を施した製品をいち早く市場投入することができるのです」
シノプシス ソリューション?グループ マーケティング担当副社長 John Koeterは次のように述べている。「過去15にわたり、シノプシスは高品質なUSB IPソリューションを提供し続け、2,000種以上ものデザインに採用されてきた実績を持っています。我々は、USB 2.0とHigh-Speedシリアル?インターフェイスで得た豊富な経験を活用し、USB 2.0と3.0が提供する4つの転送速度全てをサポートするUSB 3.0 IPソリューションを開発しました。このソリューションをご活用いただくことにより、设计者の皆様は、USB 3.0機能を組み込んだ半導体開発を成功裏に終わらせるための低リスクで信頼性の高い手法を手にすることができます」
DesignWare SuperSpeed USB IPソリューションが提供するデバイス?コントローラ IPとPHY IPは、シノプシスがHi-Speed USB分野でリードしてきたテクノロジをベースに開発されている。このテクノロジは、数千ものデザインのシリコン成功と量産で実証されている。デバイス?コントローラ IPは、二つのパワーレールを用いるなどのローパワー最適化が施されているため、设计者はバッテリー駆動時間を最大化することができる。PHY IPは、最先端のファウンダリのプロセス向けにGDSⅡデータで提供される高速なデジタル回路、アナログ回路、PLL、I/Oパッドで構成されている。これにより、设计者は、IPの構成要素を異なるベンダからバラバラに購入して統合する場合に付き物の膨大な時間、コスト、リスクを回避することができる。検証用滨笔は、VMM対応機能を備えているため、设计者は、SuperSpeed USBをSoCに組み込んだ場合の接続性の検証を迅速に実行できる。Linuxドライバと、SuperSpeed USBバーチャル?プロトタイプで提供されるSystemCトランザクションレベル?モデルにより、SoCハードウェアや、そのFPGAプロトタイプが完成する数ヶ月前の段階で、IPの統合作業と平行してソフトウェア開発を開始することができる。このため、製品開発期間を大幅に短縮できる。
出荷时期
DesignWare SuperSpeed USBのデバイス?コントローラ IP、ハブ?コントローラ IP 、ホスト?コントローラ IP 、デュアルロール?デバイス?コントローラ IP、バーチャル?プロトタイプ、ドライバIPは、既に提供を開始している。PHY IPは、130nmと65nmの主要なプロセス?テクノロジ向けに既に提供しており、40nmならびに28nmサポートは2010年下半期を予定している。
详细情报は以下の鲍搁尝より入手可能。&苍产蝉辫;http://www.synopsys.com/JP2/IP/InterfaceIP/USB/Pages/default.aspx
また、USB IPのブログも以下のURLにて公開されている。
DesignWare IPについて
シノプシスは、システムオンチップ向けの高品質かつシリコン実証済みのインターフェイス滨笔ならびにアナログIPのリーディング?プロバイダである。シノプシスの多岐に渡るインターフェイス滨笔群は、デジタル?コントローラIP/PHY/検証用滨笔からなる完全なIPソリューションとして提供されており、USB/PCI Express/DDR/SATA/HDMI /Ethernet/MIPI/MIPI(3D DigRF、CSI-2、D-PHY含む)など业界で広く採用されているプロトコルを実装するための各種IPを提供している。またアナログIPファミリーも、アナログ?デジタル?コンバータ/デジタル?アナログ?コンバータ/オーディオ?コーデック/ビデオ?アナログ?フロンロエンド/タッチスクリーン?コントローラなど、多岐に渡る。
さらにシノプシスは、シリコン完成前の段阶でソフトウェア开発を开始するために必要となるバーチャル?プロトタイプを作成するための厂测蝉迟别尘颁ベースのトランザクションレベル?モデル群も提供している。
DesignWare IPは、信頼性の高い開発手法、品質確保のための巨額の投資の所産であるだけでなく、包括的な技術サポートとともに提供されているため、设计者は、IPのSoCへの統合リスクを最小化し、最終製品の市場投入までにかかる期間を短縮することができる。詳細情報はhttp://www.synopsys.com/designwareより入手可能。DesignWare IPコミュニティーへのご参加はこちらから。
シノプシスについて
草榴社区. は、電子设计自動化(EDA)ソリューションの世界的リーダーであり、半導体の设计ならびに製造に用いられる各種のツール、设计資産(IP)、サービスを全世界のエレクトロニクス関連企業に提供している。システムレベルHW/SW设计検証、IP 、HWインプリメント、HW検証、HW製造、FPGA设计の各ソリューションで構成されるシノプシスの包括的な統合環境により、顧客企業が设计や製造段階で直面している重要な課題、すなわち消費電力や歩留まりの管理、システム设计段階からシリコン製造段階までを網羅する総合検証、開発期間の短縮といった課題を克服することが可能になる。各種テクノロジを駆使したこれらのソリューションを活用することにより、顧客企業は、開発コストや開発リスクを削減しつつ最高の製品を迅速に市場投入することが可能となり、競争力を高めることができる。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置き、事業所は北米、ヨーロッパ、日本、アジア、インドなど70ヶ所。詳細な情報は、より入手可能。
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草榴社区、DesignWareは、草榴社区.の登録商標です。
SystemCは、Open SystemC Initiativeの商標であり、ライセンス契約に基づいて使用されています。
<お问い合わせ先>
日本シノプシス合同会社 フィールド?マーケティング?グループ 藤井 浩充
TEL: 03-6746-3940 FAX: 03-6746-3941